里親になろうとする時に最初に相談に行くのが児童相談所です。
どこの児童相談所でも良い訳ではなく、お住まいの地域によって児童相談所の管轄が決まっています。
そして、基本的には里子も同じ地域の子どもが委託されます。
これは児童養護施設から養育里親に委託される場合、子どもが転校したりせずに、それまで培った人間関係を保てるという利点があります。
では、他の地域からの委託は全くないのか?
そんなことはありません。
私自身が他の地域の子どもを一時預かりした経験が何度かあります。
とにかく、子どもの為に最も良い選択が優先されるのです。
この場合は里親の担当者と里子の担当者のダブルの担当者が関わることになります。
でも、特例はあくまで横浜市内の中でのことです。
大元の里親制度は同じはずなのですが、地域によって少しずつ違いがあるからでしょうか?
里親の交流もまずは地域、大きくて市内までです。
私たち団体はこの地域をさらに広げて、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県など広域の里親や里子を繋いでいきたいと考えています。
閉ざされた地域では見えなかったものが
外からなら見えることがあります。
子ども達に大きな視点を持てるようになって貰えたら嬉しいです。