Happinesss通信 第42号【児童相談所の対応】

先日、父親の虐待が原因で亡くなってしまった女の子の事件が
様々なメディアで取り上げられています。

学校や児童相談所の対応は適切だったのか?
母親が虐待を目の当たりにしながら放置していたのは何故か?

たくさんの問題が浮き彫りにされています。

正直に言うと
せっかく一時保護の措置をしたのに
直筆とはいえ
虐待している当人が持ってきた
虐待されている立場の子どもからの手紙をもとに
親元に返す判断を普通するだろうか?
と、考えてしまいます。

私は里親なので普段から児童相談所の方とお話しする機会が
多くあります。

一時預かりの際には他の地区の職員の方と関わる機会もあります。

そこで感じるのは

公の機関とはいえ児童相談所毎の考え方のようなものがあり
また、職員によっても考え方が違うのです。

もちろん職員の皆さんが子どもの事を大切に考えているのですが

プライベートがあるの?と思うほどの忙しさの中で
私達里親に対しても感謝の気持ちで対応して下さる担当者も
いらっしゃるし

プライベートを大切に考え
拘束時間の中でできることをしようとする担当者もいます。

職員にも生活があり、家族がいます。
また、その命を守る権利もあります。

子どもを虐待する男に
恫喝され怖いと感じることは罪でしょうか?

警察の巻き込み方を含めて
虐待に対応する為の社会の仕組みを
早急に考えなければならないでしょう