Happinesss通信 第139号【守るということ】


今では少しずつ『真実告知』を言葉をよく理解していないだろう時期から始めた方が良いということは言われていますが

以前は

赤ちゃんのころから一緒に生活していると

「出来れば隠し通したい」

「知ったら傷つくのに教えるが必要ないのでは?」

「いつか話そうとは思うけれど、もっと理解できるようになってから」

などと、

真実を伝えるのが遅くなり

里子との信頼関係が壊れて

大きな問題になることがよくあったようです。

里親も養子縁組の養親も

子どもを傷つけたくなくて

出生の事実を隠したがります。

里子本人にも

お友達にも

世間にも

家族の間でもその話題はタブーです。

里子を傷つけるすべての人から

守ろうとします。

もしかしたら

そうやって

里親の『親』という立場も

無意識に守っているのかも知れません。

でも

どんなに見ないふりをしても

どんなに避けようとしても

血のつながりがないことは

変えられない事実です。

隠しても何も変わらないどころか

親から丁寧な説明もなく

たまたま知ることになったら

本人の傷は深くなってしまうでしょう。

なぜなら

ルーツを隠し否定することは

本人自身を否定することになってしまうから

自分は産みの親から捨てられたんだ。

可哀想だと思って、みんな隠してたんだ。

そんな風に考えてしまうでしょう。

長い間、親に騙されていたと感じたら

何を言っても聞いてくれません。

自分の最大の敵は自分です。

自分に同情したり

自分を見捨てたり

自分を傷つけようとすれば

誰にも止められません。

だけど

自分の最高の味方は自分です。

そのことをちゃんと教えてあげたい。

育ての親と血の繋がりがないことは

その子には何の責任もありませんし

悪いことでも、恥ずかしいことでも

ないはずです。

もし、いつか、ほっぺ王子様を

そのことで傷つけようとする人が現れたら

跳ね返す強さを持った人に育って欲しい。

それでも辛い時には

勇気を出して逃げたり

周りの人に助けを求められる人に育って欲しい。

親はずっと守ってあげられないから

自分で自分を守れる人に

自分の最高の味方に!

そして、いつか

大切な人を守れる人になってくれたら

最高だな。