Happinesss通信 第94号【10月は里親月間】

私は里親になる時に受けた施設研修で里親や親元で暮らせない子どもの為に

何かできることはないのか?と思い始めました。

机上の研修で親元で暮らせない子どもが日本に45000人もいると知った時も
ショックでしたが、施設で実際に子ども達と接した時の方が心を動かされました。

もし
あなたが里親になりたいと思っていても、一般の人が里親や里子に会える機会は
ほとんどないと思います。

正確には里親や里子に会っていても分からないと言った方が良いでしょう。

里親は学校の先生や幼稚園の先生など手続き上も話さざるを得ない場合以外

養育している子どもを里子であると話すことはほぼありません。

それは里親は里子の個人情報を守らなければならないということもありますが

心無い大人の好奇の目からも守りたいからです。

だから、信頼できる一部の人にしか話せないのです。

10月は『里親月間』で様々なところで啓発講演会が行われています。

横浜市では養育里親のことをポートファミリーと呼んでいます。

この機会に里親のこと、もう少し知ってみませんか?

詳しくは下記のサイトを確認してみて下さい。

【よこはまポートファミリー啓発講演会 ~里親活動のこと、一緒に考えてみませんか~】

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/oyakokenko/satooya/satooyakouen.html

ちなみに東京都でも体験発表会が行われます。

【養育家庭(里親)体験発表会】
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/kodomo/satooya/seido/hotfamily/satooya/happyoukai.html

里親が1人でも増えれば、家庭的環境で育つ子どもも増えていくのです。

興味がある方はぜひ、一歩踏み出してみて欲しいです。

ちゃんと知った上で里親になるかならないかを決めることはできるだから。