【家族の絵本プロジェクト】 の目的
養子縁組した養親は
養子になった子どもに「共に暮らしている自分たち親と血の繋がりがない」ことを伝えなければなりません。
これを”真実告知”というのですが養親にとっても、それを伝えられる養子にとっても、これは乗り越えなければならない事実です。
そして、それと同時に
「パパやママと血が繋がっていなくても、あなたは大切な子どもでかけがえのない存在なんだよ。それはこれからもずっと何も変わらないよ」
と、伝えることが大切です。
最近はこの”真実告知”を子どもが分かりやすいように、養子縁組が日本よりも進んでいる海外の絵本を使うことが増えています。
そこで養子になる子どもにも、受け入れる親にも家族になるまでのそれぞれみんな違う物語があるのではないかと思い、
その親子の歴史と想いが詰まった世界で一つだけの絵本をプレゼントしたい
と考えました。
また、養子縁組を前提としない養育里親の元には様々な事情の子どもが委託されます。
例えば、両親が不慮の事故で亡くなり、他に子どもを育てることができる人がおらず、また、児童養護施設や乳児院が定員オーバーで入所できない時。
施設で受入れができるようになるまで、里親が家庭に受け入れて共に生活します。
また、実親の生活が貧困などの理由で安定せず、里親と実親が二人三脚で子どもを育てる長期養育の場合もあります。
常に2人のお母さんがいる中で育つ訳ですが、
そんな時、里親はどちらの親も子どもを愛していることを伝えますし、実親がなぜ、ずっと一緒に暮らすことができないのか、また、実親も子どもを大切に思っていることを伝えます。
このように親元で暮らせない子どもが養育里親と過ごす時間が穏やかな安心できる時間となるように読み聞かせ用の楽しい絵本をプレゼントしたいのです。
詳細はこちらからご覧いただけます。
チャリティーバザー開催
養子縁組親子と養育里親と里子に絵本をプレゼントするためにチャリティーバザー開催いたします。
その為に保育園・幼稚園・個人の皆様から
・未就学児の服や靴
・おもちゃ
の寄付を募集いたします。
実際に寄付品を発送頂くのは6月になりますので、
まずはこちらから寄付をして頂くものをお知らせいただけますでしょうか。
チャリティーバザーの詳細につきましては後日に発表とさせて頂きます。
皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします