子どもの自立には「甘えさせる」が必要だそうです。
「子育てハッピーアドバイス」の著者で
精神科医の明橋大二さんの講演でのお話。
『自立』と『甘え』って逆行しているように
感じるけれど
抱っこなどの『甘え』を満たすことで
安心感が生まれ
自己肯定感を育てることができるそうです。
この概念は欧米では広がっていますが
日本ではまだ知られていないそうです。
自己肯定感は0~3才までの間に土台が
作られますが
この間に虐待やネグレクト、
しつけと称し否定され続けると
子どもの自己肯定感は育ちません。
そして
今回、驚きと共に納得してしまったのが
『周囲の言動に敏感な子どもがいるということ
』
敏感な子どもは
人の気持ちを読むことに優れていて
手が掛からないという特徴があるそうです
でも、本当は構ってほしい!と
思っているのです。
そりゃあ、子どもですから
甘えたいし、構ってほしいですよね
これを知った時
うちの子が我が家に来た当時のことを
思い出しました。
当初は3時間おきの授乳でしたが
お腹がすいてもほとんど泣かないんです。
ちょっとだけ泣いて、私を起こして
ミルクを飲んだら寝てしまう。
上の子たちが赤ちゃんの時には
オムツを替えても
ミルクをあげても
着替えさせても
何をしても
泣きやまないことがありました。
抱っこからおろすと泣いちゃうから
ずーっとおろすことができなくて
こちらが泣きたくなったり
ほっぺ王子様には
そんなことがありませんでした。
あまりにも良い子過ぎて
主人や母と
「この子は本当は自分の生い立ちも
何もかもを理解しているのではないか?」
そんなことを何度も話しました。
今も朝、目が覚めたら
あーあーとか
うーーとか
声を出して私を起こします。
どこに連れて行っても
愛想が良くて
大きな声を出したりしません。
「子どもが背伸びしていることに
気づかなければいけません」
どんなに良い子にしていても
しっかり甘えさせてあげて
安心感を育てたいし
「甘えさせる」と
「甘やかす」の
違いに気をつけながら
家族や周りの方々の力を借りて
大切に育てていこう。
参考:2020年1月28日 琉球新報記事より