Happinesss通信 第210号【子どもの声掛けに有効な「C・C・Q」とは】

夏休みも終盤ですね。
ほっぺ王子様は幼稚園が大好きなので
先日も幼稚園バックを背負ってイメトレに励んでました(笑)

「みどり バス のんのしゅる」

だそうです。
このカタコトの話し方がたまりません♡

本当は8月最後の一週間は半日保育だったのにね。
コロナの影響で中止になってしまったから
もうすぐ先生やお友達に会えるよ♪

※画像はほっぺ王子様ではありません。

最近、ペアレントトレーニングなるものを勉強し始めました。
私が勉強を始めたのは発達障害を持つお子さんの親の為の学びですが
健常の親子にも役立つ情報があるので時々、シェアできたらと思ってます。

今回は声掛けに反応するのが難しい子に声掛けする時に意識すると良いポイント【C・C・Q】についてお伝えします。

■ C…近づいて(close)

日々の生活の中では家事をしながら子どもに声掛けすることが多くありませんか?
私は多いです。

ご飯を作りながら
「もうご飯できるから、そろそろおもちゃはお片付けしようね」とか

出かける準備しながら
「幼稚園行くから(2階から)降りておいで」とか

こういう時ってなかなか動いてくれなくてイライラすることないですか?

一瞬、自分の作業の手は止めなければならないけど結局子どもが動いてくれなくて
イライラするくらいなら

子どもに近づいて目を見て話す方がこちらの言っていることに意識を切替できるので
早いんだそうです。

■ C…穏やかに(calm)

時間がなイい時はついつい声が大きくなってしまったり
こちらの都合で焦っていたりすると言い方がきつくなってしまったりする時ありませんか。

子どもに声をかける前に一呼吸置くことを意識するだけで穏やかに話せるようになります。
特別に優しい声でなくても普通に話しかければ伝わる確率は高くなるはずです。

■ Q…落ち着いて(quiet)

慌てたりイライラしていると声掛けが自分よがりになってしまい
子どもに何をしてほしいのか、言葉が足りない時がありませんか。

例えば、
「そこのコップを片付けて」

ではなく
「〇〇ちゃんの使っていた青いコップをキッチンに持って行ってくれる?」
とか

子どもには落ち着いた声で具体的な声掛けをすると良いでしょう。

とはいえ、忙しい日常の中で近づいて、穏やかに、落ち着いて話すことができるのか?
と言うとなかなか難しいですよね~汗
10回に一回でも意識できたら、頭の片隅にでも情報として残っていたら嬉しいです。
お互い子育て頑張りましょう(笑)

少し話がずれますが
最近の研究では子どもは雑音の中で声掛けをすると
雑音によって遮断された部分を大人のように補うことができないので
声掛けの意味を受け取ることができないこともわかってきました。

テレビのつけっぱなしなど雑音が多い環境で育つと
何が子どもにとって必要な音(声)なのかを識別できずに育ってしまうそうです。

ちょっと怖いですね。