Happinesss通信 第197号【大切な娘に贈った本】

いつもブログを見て下さってありがとうございます。

今日は実子の娘のお話。

時々書かせて頂いているのですが私はバツイチです。

前の夫との間に長男(28歳)と長女(25歳)がいます。

離婚時は
長男は東京の大学に通う為一人暮らしをしていたこと
大学の2年生で卒業までの学費が残っていたこと
すでに20歳で抜けようと思えば自分で手続きできることを踏まえ
前夫の戸籍に残ることにしました。

そして

私や長男に対する父親のモラルハラスメントを見て来た娘は
男性に対する恐怖心や不信感が強く

「あの人の目の前で自殺してやる!」
と言うほどでした。

これ以上それまでの生活を続けていくことが難しかったので
大学受験のことも考えて高校3年生になる春に私と一緒に家を出ました。

私の地元近くで二人で暮らしはじめました。
ほとんど何も持ち出せずテーブルもなく
ダンボール箱をテーブル代わりにするような生活が始まりました。

最初に決まった就職先がブラック企業で残業も多く
私しか知り合いがいない生活の中で
どんなに不安な思いで過ごしていたか・・・

それでも弱音も吐かずわがままも言わなかった。

その後、父が亡くなり母と女三人で同居が始まった時も
ご縁があって今の夫と結婚、同居した時も
本当はきっと不安だったはずだけど

「今までずっと我慢してきたんだから母の幸せを一番に考えて」
と言ってくれた。

やがて

彼女は一人暮らしをする為に家を出た。

職場では人間関係が上手くいかず
辞めたいと何度も言っていた。

「もちろん、私たち夫婦はいつだって応援するよ」
と言い続けたが

結局、頑張り続けて今もその職場で働いている。
ただ、目標は出来たみたいでそれまでの準備期間のようだ。

月1でデートすると
必ずハグしてふーー♡と深呼吸する娘。

いつも周りばかり気遣い
何か起きると自分のせいにしてしまう。

そんな娘に一冊の本を贈った。

 
【大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした】
クルベウ著   藤田麗子訳

娘から来たメッセージは
「まだ、全部読めてないけど最初の数ページで泣いた。
自分の為に書かれたのかと思うほど当てはまってて納得と感動の嵐!」

離れて暮らしていても
今は苗字が違くても
あなたがどんなに大人になっても

ずっとずっとあなたが大好きで大切。だから心配なんだ。

1人で抱え込まないでね。

これからもずっと
あなたが弱音を話せる母でいたいな。