Happinesss通信 第162号【実母さんと私たち】

先日の児童相談所との最後のお話の中で実母さんについてのお話がありました。
いつか真実告知の時に必要になるかもしれないからと実母さんのお写真を下さるということでした。

そのお話を前日に聞いて私はちょっと動揺して旦那さんに相談しました。

旦那さんは私に比べて冷静でした。まぁ、旦那さんは二十代前半から里親になりたいと思っていたので真実告知も何度か頭の中でシミュレーション済みだったんです。

それとやっぱり父親ということもあるかも知れません。

写真がもし実母さんじゃなく実父さんだったらまた違ってたのかも

当日、児童相談所の方もいきなり渡すということではなく
もし、必要とお考えなら渡します。
という事でしたし
私の動揺も当然のことと仰って下さいました。

私は旦那さんが見たいならまずは旦那さんが預かってほっぺ王子様が必要になった時にほっぺ王子様に見せる前に見せて貰いたいと話しました。

でも、旦那さんは「僕と一緒に見たいんじゃないの?」と言ってくれました。

とにかく、焦らずに一度持ち帰って貰って夫婦でゆっくり話し合ってから連絡することになりました。

それと養子縁組み手続きの際の実母さんの対応についても少しお話が出ました。

最後、連絡が取りづらくなってしまったこともあり私たち夫婦の実母さんへの気持ちを心配されているようでした。

私としては
出産した子どもを手放しいよいよ縁が切れてしまうという時に
私だったらその事実に冷静にどれだけ向き合えるのか?
と考えると
とても実母さんを責めることはできない。と伝えました。
児童相談所の方々もそれで安心されたようでした。
これから、もっともっと深く実母さんについて 家族で考えなければならない時が来ると思う。

でも、ほっぺ王子様には伝えたい。
あなたはきっと実母さんにも愛されていたはずと
そして私たちも同じようにあなたを愛しているんだよって