Happinesss通信 第115号【しつけの前に必要なこと】

ほっぺ王子様は相変わらず

食事中にスプーンを落とす

遊びが好きです

最近はお皿を落とす遊びまで始めて

夕べはシチューが入ったお皿を

敷いていたシートを外して

ジュータンの上に落とされ

ショックを受けました。

そこで1才でもしつけとして

食事中に遊ばないように教えるのか?

成長に伴った行動として受け止めるのか?

迷ったので、少し調べてみました。

その本によると

しつけを理解できるのは

4~5才になってからとのことでした。

4~5才前でも親が教えたとおりに

子どもが行動するのは

理解したというより

何度も繰り返し経験し

習慣化したということかもしれません。

子どもを育てるにあたって

しつけをする前に必要なのは

『安心感』と『信頼感』

だそうです。

言われてみれば

実の親子だって

『安心感』と『信頼感』があるからこそ、

親が時には厳しいことを言っても

「何だかんだいっても親は私を

愛しているから大丈夫」と

子どもは落ち着いていられるのです。

途中養育をすることの多い里親は

これらが必要なことは

研修時に学んではいます。

でも実践となるとそう簡単にはいきません。

『安心感』と『信頼感』を得る為に

多くの里子は『試し行動』をするからです

里親の一番の正念場かも知れません。

さて、ステップファミリーにおいては

それぞれの実親が築いてきた

『安心感』と『信頼感』が

離婚や死別で一度、壊れています

そこから、継母(継父)は

『安心感』と『信頼感』を

新たに築き上げる必要があるのです。

でも、それを知らずに

良い親に成らなければと焦って

しつけをしてしまうと

ますます、関係はこじれてしまうのです。

前の家族への気持ちを整理できずにいるのに

良く知りもしない人を

明日から「母(父)と思って」と言われたら

反抗心が出るのは自然なことですよね。

このように

どんな親子においても

『安心感』と『信頼感』が

良い関係の土台のようなので

まずはほっぺ王子様の

『安心感』と『信頼感』を

育てていこう

あと、しばらくは続くだろう

成長過程の困った行動を

おおらかに受け止められるように

私も成長しなくちゃ。