Happinesss通信 第98号【パパとの絆】


仲間内では子ども好きで知られている

うちの旦那さんですが

実は

ほっぺ王子様との関係は

最初はかなりぎこちないものでした。



妊娠出産で子どもを授かる場合は

妊娠期間に女性もママになる心の準備が
始まりますよね。


パパの方は

ママの膨らんだお腹に話しかけたり

赤ちゃんと会える日を
心待ちにしているものの

ママよりも親になる実感がないのが

普通のようです。



まして

うちの場合はそんな準備期間が

ほとんどありませんでしたから
突然、パパになれと言われても無理な話です。



里親だから、

みんなが準備期間がないわけではありません。

うちのようは乳幼児の場合は

準備期間が短いと思います。


もう少し里子が大きくなると

乳児院での愛着関係ができているので
何ヶ月もかけて

丁寧に里親と里子との関係を

再構築していくのですが。



うちのパパは20代前半から

子どもと遊ぶボランティアをしていて
養護施設の子どもや障害を持った子どもとも

遊んだ経験がありました。


だから

児童相談所の担当者も安心しているようでした。


でも、赤ちゃんと接した経験がなく

本当は最初からほっぺ王子様に
ちょっと苦手意識があるようでした。


さらに仕事も忙しいので

ほっぺ王子様との接点は毎日のお風呂ぐらい。


対して

私は二児の母として子育て経験があり

毎日24時間、朝から晩まで
ほっぺ王子様と一緒ですから

懐かない訳がありません。


でも、ここ2ヶ月くらいで

ほっぺ王子様とパパの関係が

変わって来たんです!


ほっぺ王子様が

パパをしっかりと認識したようで

パパが帰ってくると目で追い
目が合うとニコニコと嬉しそうに

笑うようになったからです。


そうなると

もともと子ども好きで

サービス精神が旺盛な人ですから
こちらが驚くくらい本気で遊んでくれます。

「えっ、まだ、遊んでたの⁉︎」

と言うくらい笑



今は毎日、ほっぺ王子様を見ては

「可愛いなぁ」

と、とろける笑顔で呟いてます。


ほっぺ王子様も親子3人でいると、とても嬉しそうです。


こうやって時間と共に親子の絆が作られていくんだなぁ。