児童相談所から里親に子どもが紹介されて
里親の元で生活を始めることを
『委託』と呼びます。
ほっぺ王子様が我が家に来て
すでに数ヶ月が経ち、
少し遅い『委託式』をして頂きました。
式と名前はついてますが、華やかなものではなく
児童相談所の会議室の1つで所長や今後も私たち親子に関わる職員の方々
それと、地域の保健師さんが出席して行われるものです。
内容としては出席された方々にお祝いのメッセージを頂いたり
私たち里親が今の心境や今後の子どもとの生活に対する想いなどを話します。
式そのものは小1時間ほどで終わるものですが、
久しぶりにほっぺ王子様に会った職員の方々は
ほっぺ王子様の成長ぶりに驚き
1人ずつ抱っこして下さいました
式の後で、
ほっぺ王子様にいつか話すことになるかも知れないからと
実親さんについて少し詳しくお話を聞きました。
私たちが1度も会ったことのない
ほっぺ王子様を産んで下さった女性のことを
職員の方々は当たり前に「お母さん」と呼んでいて
実はその度に、モヤモヤしている私がいました。
頭では分かっているのだけど
その女性がほっぺ王子様を
この世に産んでくれたから
いま、私たちの元に彼がいるのだと…
いつかこのモヤモヤはなくなるのかな?
なくなったら良いな
そして、しっかりと王子様に実のお母さんのことを
話せる日が来るのかな